今回は、スクリーニング後の作業を示します。スクリーニングをしていくつか候補の企業が出てきたら、次は企業の過去の業績を確認します。私は、IRバンクというサイトを使って企業を検索し、決算情報を確認します。そこで、投資する候補リストを決めます。
1 売上高、営業利益が過去から現在へ次第に伸びている
成長している企業は、過去から現在へ売上高、営業利益が伸びているはずです。過去の方が現在よりも売上高や営業利益が下がっているのであれば、今後も下がり続けることが予想されるので、私は投資する候補には入れません。余談ですが、個人も過去より成長していたいですね。10年前の自分と現在の自分が何も変わらなければ、自己投資する意味はありません。
2 配当金を減配していない
増配傾向にあることが理想ですが、減配しないというのは重要です。経営成績が良くなかったことを、経営陣と株主で痛み分けにしないでほしいですね。良くても悪くても配当金を安定して出す姿勢が大切です。私は、そのような企業を出資して(少ない資金ですが)応援したいです。
3 EPSが長期的に上がっていく
長期的に見てEPS(1株当たり純利益)が上がっていれば、企業は儲かっていると考えます。EPSは単体でも判断でき、PERなどと組み合わせても判断する指標になるので、必ず確認します。
スクリーニングと過去の業績チェックを行うと、投資する企業も絞られてくるのではないでしょうか。次回は、各企業のホームページで確認するところを示します。
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