今回は、未払い費用を示します。部屋を借りる場合で考えてみます。例題として、「24年1月1日に1ヶ月1000円で1年間部屋を借りる契約をした。なお、代金については24年12月31日にまとめて現金で払うことにする。」この時(契約時)の仕訳は、
仕訳なし となります。この後、24年3月31日(決算)になり、未払いの家賃を計上する。この時の仕訳は、
(借方)支払家賃3000(貸方)未払家賃3000 という仕訳になります。決算日時点で3ヶ月は部屋を借りているのに、未払いの状態なので、支払家賃を未払家賃という勘定科目にします。契約では12月31日に支払いですが、部屋を借りている事実は発生しているので、決算では未払家賃を計上することになります。
次回は、決算整理仕訳「未収収益」を示します。
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