注文住宅を建てる(窓編)

今回は窓の設置について示します。窓は、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けにくくすることが重要です。「場所」「大きさ」「複層ガラス」がキーポイントになります。

日本の気候上、東、南、西は太陽の光が当たりやすいですが、北はほとんど当たりません。よって、北側に窓を設置する意味はほとんどないです。しかし、採光をすることで部屋が明るくなることも事実なので、北側の窓は「少なくする」「小さくする」、「複層ガラス(できればトリプルガラス)にする」ことをおすすめします。そうすることで断熱性能を高め、外の空気が部屋の中に入ってこないようにしましょう。

大きさは北側は小さくすることがおすすめですが、南側は太陽光で採光することで部屋を明るくすることができます。トリプルガラスにすれば、断熱性能が問題になることは多くないので、南窓は大きくとっても冬は暖かく、夏は涼しい状態にできるでしょう。西側の窓は、大きくし過ぎると日差しが眩しいので、南窓よりは小さくすることを勧めます。東側の窓は、日の出を見たい人にとっては必要です。また、午前中の早い時間での採光にも役立ちます。私は朝の太陽が好きなので東側には出窓を設置しました。新年の初日の出を見ることが楽しみです。

複層ガラスは予算との相談ですが、可能な限りトリプルが良いでしょう。快適な生活を手に入れるためにマイホームを購入したので、そこはお金をかけるべきではないかと私は考えています。トリプルガラスにすると、外の空気がほとんど入ってきません。一番外側のガラスは結露しても、部屋に近い内側のガラスは全く影響されません。トリプルにして良かったと思っています。

次回は、オーディオルームを示します。

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