現金・預金⑥

今回は預金について示していきます。預金の種類には普通預金、当座預金があります。個人では当座預金を使うことはないですが、個人事業主や企業では当座預金(事業用決済として使用)が多いです。普通預金は利息がつきますが、当座預金にはつきません。当座預金は小切手や手形を振り出すことで支払いに使用することができます。

では、例題を考えていきます。「現金100円をモグラ銀行普通預金に預け入れた。」この仕訳は、

(借方)普通預金モグラ銀行100(貸方)現金100

「100円の商品の代金を小切手で支払った。」この仕訳は、

(借方)商品100(貸方)当座預金100

自社が振り出した小切手を使用する時には、「当座預金」を使います。

「100円の建物を売って、代金は小切手で受け取った。」この仕訳は、

(借方)現金100(貸方)建物100

他社が振り出した小切手は「現金」として扱います。

基礎的な事項はここまでにします。次回は、通貨代用証券について示します。

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