企業分析(マックス株式会社)

投資

今回はマックス株式会社(証券コード6454)の企業分析です。事業内容はホームページから引用しています。以下の通りです。

オフィス機器関連事業

マックスは時代のニーズをいち早くとらえ、1952年国産初の小型ホッチキスを開発しました。以来、ホッチキスはオフィスワークにかかせないアイテムとして発展し続けています。事務機械分野においても新たなニーズをとらえ、表示作成機「ビーポップ」・チューブマーカー「レタツイン」・ラベルプリンタなどの製品を展開しています。

機工品事業

マックスは、1958年に国産初の手動式ネイラ(ガンタッカ)を発売しました。
その後、空圧技術の確立により、1962年に国産初のエア式ネイラを発売以来、国産釘打ち機のパイオニアとして、エアネイラやエアコンプレッサを発展させてきました。
また、1993年には世界初の充電式鉄筋結束機を発売。
お客様のニーズをカタチにし、お客様の作業効率の向上や身体的負担の軽減に貢献します。

住環境機器事業

ヒートショック対策に効果的な浴室暖房・換気・乾燥機、建築基準法により原則として設置が義務づけられている24 時間換気システム、そして、壁掛型暖房機をはじめとし、PTC 面状発熱タイプの床暖房システムや洗えるディスポーザシステム、住宅用火災警報器など、より良い住環境をサポートする商品をラインアップ。シックハウス症候群や年齢を増すごとに増加するヒートショック事故のリスク低減に、役立っています。

A F事業

AF分野への商品展開は、1969年農業・園芸用に発売された誘引結束機「テープナー」から始まります。そのユニークな発想は、包装作業の「効率化」と「疲労の軽減」をサポートする袋口結束機「コニクリッパ」・「パックナー」、テープで束ねる野菜結束機「おびまる」などへと受け継がれ、専用の消耗品とともにそれぞれの商品が進化をしながらロングセラーとなっています。中でも「テープナー」は国内にとどまらず、ヨーロッパ・アメリカ・アジアなど世界中で使われています。

オートステープラ事業

マックスは、1985年に複合機内蔵用電動ホッチキス「オートステープラ」を発売しました。品質・精度の高さで、これまでに数々の複合機・プリンターメーカーに採用され、デジタルプリント環境におけるフィニッシングソリューションをサポートしています。

HCR事業

マックスは、2010年に車いすメーカーのカワムラサイクルの株式を取得し子会社としました。
福祉用具は日用品として「使い勝手」が大切であり、マーケットニーズを的確に製品企画に反映させることが必要です。カワムラサイクルではスピーディなサンプル生産とモニタリングを繰り返し、よりよい製品を生み出す開発体制を整えています。このような開発体制の下、安全性を確保しながらも、新しい技術を採用して付加価値の高い製品開発を目指しています。

業績は前年同期比プラス

資料は決算説明会のものです。売上高から営業利益までは前年同期比で順調に伸びています。一方、為替差損ために経常利益と中間純利益が微減となっています。為替は海外に事業を展開している企業にとってプラスになったりマイナスになったりします。仕方のない要因ですが、為替差損が発生しても最終利益がプラスになるよう、経営状態をよくしていただきたいところです。

配当金は増配

マックス株式会社は中間配当を実施していません。1株当たり配当金は年間108円の増配となりました。グラフを見ると減配していないことが分かります。株主にとって安心して投資できますね。今後も減配しないでほしいです。

次回も企業分析を示します。

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