簿記2級の勉強法

簿記2級

簿記2級の勉強は3級に比べると時間も期間もかかります。それは、「商業簿記」「工業簿記」に分かれていてそれぞれ勉強する必要があるからです。簿記2級の「商業簿記」は3級の延長線上にあります。例えば、商品売買における三分法の他に売上原価対立法という記帳法が出てくるように3級の知識にプラスαで考えることも多いです。この記事ではどのような計画で私が勉強したかを示します。

簿記3級後に勉強する場合は「商業簿記」から

最初にも示しましたが簿記2級の商業簿記は簿記3級の発展的な内容になっています。日常生活に近いという意味でも商業簿記の方が理解が進みやすいです。しかし、注意しないといけないのは本支店会計と連結会計です。この2点については時間がかかります。ゆっくり時間をかけて理解していきましょう。まずは、一巡目は本支店会計と連結会計は飛ばしても良いです。商業簿記の全体を掴んでから本支店会計と連結会計に挑みましょう。

気分転換には「工業簿記」から

工業簿記には新たな考え方で問題を解くことも多いです。簿記3級を取得した後、気分を変えたい時は工業簿記から勉強するのもありです。ただし、内容的には工業簿記の方が難しいと言われることも多いので覚悟はしておいてください。私は工業簿記の勉強に1ヶ月半かかりました。理解できるようになると問題を解くことは難しくないですが、理解するまでに時間がかかった印象です。

簿記3級を取得した後で3ヶ月程度

簿記3級の知識があれば、簿記2級は3ヶ月程度の勉強で合格ラインには到達できます。復習のタイミングが大事です。復習の仕方で学習の定着度は変わってきます。発達心理学の分野でエビングハウスの忘却曲線を参考にしてください。いつ復習をするかを知るために、手帳やスマホにでも学習記録をつけましょう。

次回は簿記2級について示します。

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