総平均法

簿記2級

簿記3級では、先入先出法と移動平均法を学習しました。簿記2級では「総平均法」を学習します。簡単に言うと、期間(一ヶ月など)を決めて平均単価を計算する方法です。では、例題です。

日付摘要個数単価金額
3月1日前月繰越100個30030000
3月8日仕入60個34020400
3月14日売上120個55066000
3月18日仕入90個32028800
3月25日売上60個55033000

3月の月末商品棚卸高と売上総利益を総平均法で求めなさい。

月初商品100個➕仕入150個=250、売上66000➕33000=99000、売上を個数で割り算します。99000➗250=316.8

月末商品棚卸高を求めます。100(月初個数)➕60➕90(仕入個数)➖180(売上個数)=70、70✖️316.8=22176

売上総利益を求めます。売上高は66000➕33000=99000、売上原価は180✖️316.8=57024、売上総利益は99000(売上高)➖57024(売上原価)=41976

この例題では平均単価を316.8円と求めたことを使って月末商品棚卸高と売上総利益を求めました。次回は、商品の評価について示します。

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