簿記3級

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前払いの計上

今回は費用の前払いの計上です。火災保険などの費用は1年分まとめて払うことが多いです。例題として、24年1月1日にこの先1年分の火災保険料12000円を当座預金から支払った。この仕訳は、(借方)支払保険料12000(貸方)当座預金12000 ...
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貯蔵品への振替

期中には費用として仕訳する切手(通信費)や収入印紙(租税公課)を決算では貯蔵品(資産)として振り替えます。例えば、期末で80円の切手が10枚残っている場合の仕訳は、(借方)貯蔵品800(貸方)通信費800 という仕訳になります。通信費800...
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決算整理仕訳「当座預金マイナス残高の負債振替」

今回は期中に当座預金が足らなくて、当座借越契約を使った時の負債振替を示します。期中での例題として、「モグラ社は500円の商品を仕入れて、当座預金の残高が100円しかなかったが銀行と当座借越契約(限度額1000円)を結んでいたので、小切手を振...
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決算整理仕訳「現金過不足の処理」

今回は決算整理仕訳の「現金過不足の処理」について示します。現金過不足の原因が決算になっても不明だった場合の仕訳です。例題として、「実際の残高は300円で、帳簿上の残高は330円だった。」期中での仕訳は、(借方)現金過不足30(貸方)現金30...
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決算作業

企業は決算日(ほとんどは3月31日)を迎えた後に決算作業を行います。日々の仕訳を集計したものを試算表(T /B)に示します。その後、決算整理仕訳(決算時のみ行う仕訳)を行い、もう一度試算表を作成します。日々の仕訳を集計したものを決算整理前T...
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純資産

はじめに、貸借対照表(B /S)の復習です。資産=負債➕資本(純資産)でした。資本と純資産どちらでも大きな違いはないので、名称については割愛します。さて、簿記3級では、「投資家から出資を受けた資本金」と「利益準備金の積立」の2つがメインです...
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経費②

今回は、経費の続きです。水道光熱費、通信費、旅費交通費以外にもたくさん費用に当たる勘定科目はあります。例えば、給料、支払家賃などです。例題として、「モグラ社は従業員に給料1000円を当座預金から支払った。」この仕訳は、(借方)給料1000(...
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経費①

今回は経費について示します。経費といってもたくさんあるので、基本的なものを中心に扱います。詳しいものは、決算作業まで簿記3級に関する投稿を一通り終えてから示します。経費にもいくつかありますが、発生したら借方に勘定科目を書きます。例題として、...
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電子記録債務・電子記録債権②

今回は、電子記録決済された時の仕訳を示します。難しいことは多くないので、気楽に見てください。例題として、「300円の電子記録債務が当社の当座預金から決済された。」この仕訳は、(借方)電子記録債務300(貸方)当座預金300 という仕訳になり...
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電子記録債務・電子記録債権①

今回は電子記録について示します。電子記録債務や電子記録債権は、手形などの管理にコストがかかるものを電子的なものにして、管理を楽にするためのもので、中小企業向けに資金調達の円滑化を目的に創設されたものです。買掛金や売掛金を電子記録債権、債務で...